イタリアは、他の多くのヨーロッパの国々とおなじように、税金が高い。その変わり、公の医療機関を利用刷れば、医療費は殆ど無料に近い。 医療費の殆ど全部は、人びとが払う税金でまかなわれているからだ。 そんな訳もあって、此のあたりのひとは、やたらに医者にかかる。 医者は医者で、やたらに多くの薬を処方する。 本当かどうか知らないけれど、お医者さんたちは製薬会社から、ある種の礼金をもらっているらしい。 そう言う事は米國でも聞いた事があるけど、 しかし何と言っても、此所イタリアではその薬代は みんなの支払う税金でまかなわれていて、いわゆる公金なのだ。何故、病院で医師たちがやたらに、帝王切開手術をやりたがるかと言うと、そうすることによって、手術てあてが 國から出る、いわゆる、手術は、金儲けの一つでもある訳で、それは、麻酔専門家にも、当てはまる事だろう。ともかく、40年前頃の此のあたりの妊婦さんはやたらに、腹を切って子供をうんでおり、 又、母乳で子育てする人も 少ないのに驚かされたものだ。 しかし、”自然” が 流行の今は、ひょっとしたら、自然分娩で、自然の母乳で子育てをする人達が 増えて来ているかもしれない。 ともかく、この辺りの、人、特に若い人達は 実に流行に左右されるのが好きだ。現在、多くの病院が、お金不足で四苦八苦しており、地方の小さな病院等は、次々閉鎖状態にあるんだそうな。私は、イタリアの 郵便局に行くのもダイッ嫌いだけど、いくら無料に近いとは言え、イタリアの病院は、”これ、又、好きではない” と 言う意見を 持っている。 其の点、むかしの 英国の病院のお医者さんを始め他の職員の訓練された、態度には、深く感動させられた。
by otrantohiroko
| 2013-04-19 14:49
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